﨑津教会の聖堂の場所は、かつて絵踏みが行われた所で、その場所で熊本市の健軍神社の神職による「浦安(うらやす)の舞」が奉納されました。「うら」は心を指す古語であり、「うらやす」で心中の平穏を表す語であるとされています。
天地(あまつち)の神にぞ祈る
朝なぎの海のごとくに波立たぬ世を
(昭和8年昭和天皇御製)
この御朱印は、3つの宗教の御朱印が一つになったものです。上のそれぞれの宗教の題字の上に、3つの御朱印を押して頂くことができます。キリスト教会の御朱印は、日本で初めてであると同時に史上初で、三宗教の御朱印が一つになったものも初めてのことです。
250年にわたり潜伏キリシタンが神様と仏様を拝みながら密かにキリスト教の祈りを捧げていたように、この御朱印帖を広げると、潜伏キリシタンが願って止まなかった争いのない平和な社会が実現する深い祈りの追体験ができます。
世界遺産のとなった潜伏キリシタンの歴史
2018年6月30日、イコモスは天草の潜伏キリシタン関連遺産を長崎と共に世界遺産に登録しました。
禁教下にありながら、長年の間キリシタンが潜伏できたのは世界史上稀に見る歴史で、崎津教会の渡辺隆義神父は、こう語りました。
「江戸幕府の厳しい禁教下で250年以上にわたり、キリシタンが潜伏できたのは決してキリシタン単独の力ではできなかったことです。
その地域に一緒に住んでいた神道や仏教の信者が、潜伏キリシタンの存在を知りながら、誰一人密告する者はなく、ずっと守ってくれたお陰でキリシタンが潜伏ができたのです。その意味で、私は神道や仏教のみなさんに感謝致します」
天草の潜伏キリシタンの歴史が世界遺産となった3年間だけですが、神道・仏教・キリスト教の宗教融和による御朱印が発布されました。
-723x1024.jpg)